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広西民族大学

現地調査日:2007/05/16


6.コメント

以下、07/05/16執筆
●南寧市にある民族大学。市の中心部からバスで30分ほどの静かな場所にある。

●日本人はほとんどおらず、大半は東南アジアの学生。この大学は特にASEAN諸国とのつながりが強く、ベトナム、タイ、ラオスなどからの学生で全体の95%以上を占める。

●日本にいるとピンとこないのだが、地図を見て分かるとおり広西自治区はベトナムのすぐ隣にあり、南寧からベトナムの首都ハノイまではバスで5時間あまりの距離だ。ハノイからはラオスにもバスの便があるので、大学の休みを使って東南アジアを旅するのにも便利だろう。

●この大学は中国でも数少ない非主流言語教育の重点大学である。つまり英語など主流言語ではない言語の教育を強化している。具体的には東南アジア諸国のもので、タイ語、ベトナム語、ラオス語、カンボジア語、インドネシア語、ミャンマー語のコースが外国語学部に開設されている。最初に中国語を学び、入学試験を受けて本科生として東南アジアの言語を学ぶことができる貴重な大学といえる。

●最大の特色はいうまでもなく民族大学であること。この大学の学生の60%は少数民族である。彼らと交流することで少数民族の言葉や文化、風習などを学ぶことができる。南方の少数民族に興味がある留学希望者には絶好の環境だろう。

●カリキュラム上は高級班に特徴がある。07年春学期は高級班が8クラスもあるのだが、実はこれらはすべてベトナムなどの大学からの団体留学生である。通常、こういった団体クラスに一般の留学生は入ることはできないのだが、この大学では一緒に授業を受けることができる。クラスで1人だけの日本人、他はすべて東南アジアの大学生という環境。高級班を8つのカリキュラムから選べる。

●またここは南寧市唯一のHSK試験会場にも指定されている。


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